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2013.07.04

資源は地中深くにあるだけではなく人間の頭の中にある


こんにちは。齋藤です。
TBSテレビ番組「夢の扉」からのネタですが、感動しました。

 日用品や工業製品などの原材料となる石油や金属。しかしそれらは、限りある資源・・。
この枯渇する資源に代わりうるのが・・・、植えれば育つ木材!?今、発電のエネルギー源としても注目されている木材ですが、松や杉、竹など、あらゆる木材を、プラスチックのように自在に変形できるという常識を覆す技術を開発したのが、産業技術総合研究所の金山公三さん58歳。
金山さんの『流動成形』技術があれば、衝撃に強く、難燃性も断熱性もある製品が生まれるという。将来、テレビの外枠や車のボディーなど、これまで、プラスチックやアルミが使われていた部分が、木材に変わるかもしれない。まさに“素材革命”です!

もともと、金属加工の研究をしていた金山さん。だが、金属資源の限界を、肌で感じる・・。『先々役に立つ、新しい原材料はないのか―」 金山さんは、あらゆる研究の中から“木材”に目をつけた。熱を加えたり、圧縮したりと試行錯誤を繰り返されました。
しかし、「木材なんて・・」と周囲からは冷ややかな反応。それでも、木の「細胞」まで調べ尽くしたとき、ある発見をする。それは、『細胞同士がすべる』という現象を発見する。

『資源は、地中深くにあるだけではなく、人間の頭の中にこそある』この言葉を原動力に、「木材研究」という階段をひとつひとつ上ってきた金山さん。
自らの技術を社会に役立てるため、実用化に向けた共同実験にのぞむ。それは、窓枠のサッシに使われているアルミを、木材に代えるというもの。
細く、長く、強く・・流動成形した金山さんの木材加工技術は、建材としても認められるのか?

と、言うような内容でしたが、木材の可能性が大きく広がるまさに「夢の扉」が開く瞬間を隙間から垣間見せて頂いたような気がします。

将来が楽しみですね
↓番組バックナンバーです。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20130630.html

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