ブログ

2018年07月

2018.07.26

事業譲渡について

 こんにちは。

 本日は齋藤木材株式会社建材部門が事業譲渡することになりましたことについてお知らせ致します。

 弊社は昭和49年来島根内陸材加工協同組合と言う名前でスタートし40年余り皆様に支えられて本日までご愛顧いただきましたが、平成30年の8月1日より「株式会社佐々木馬一商店」に事業譲渡することとなりました。

 今までご愛顧いただきましたお客様へ感謝を申し上げますと共に、新体制の「株式会社佐々木馬一商店神田工場」となりましてからも倍旧のご愛顧、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げます。

 当工場の主力商品であります焼杉、羽目板、フローリング等は佐々木馬一商店となりましてからも変わらず作成させていただきますので何卒宜しくお願いいたします。
ここをクリックすると事業譲渡ご案内文へ移動します

2018.07.05

炭化木材の伸縮試験してみました

こんにちは。梅雨の雨続きでじとじとしてますね。

先日から取扱を始めました炭化木材についてです。

嬉しいことにお問い合わせも多く頂いておりますが、ご説明の時に未処理材と比べて抜群の寸法安定性がある。

とお話しても「実際はそんなに変わらないんじゃない?」と疑いの声をかけられることもありました。

そこで悔しいので実験して数値を計測致しました。→こちらからデータへ

CABONAさんの床暖房シートサンプルを用いた床暖房試験では

炭化木材が

試験片①135.35mm→134.68mm 0.67mmの収縮 0.49%の収縮

試験片②135.44mm→134.95mm 0.49mmの収縮 0.36%の収縮

外観は軽微な裏ソリ(かまぼこ型)中央を軽く押さえるだけでまっすぐになります。

通常の未処理材が

試験片③134.67mm→132.71mm 1.96mmの収縮 1.45%の収縮

試験片④134.67mm→132.71mm 2.07mmの収縮 1.53%の収縮

外観は大きく表ソリ(お椀型)凸実端を押さえると凹実側が6mm程度浮きました。

収縮率で2.9~4.25倍の差

と言う結果が出ました。

また、水濡れ試験では水深10cmに沈めて実験致しました。

炭化木材が

試験片⑤幅135.05mm→135.83mm 0.78mm膨張 0.57%の膨張

未処理材が

試験片⑥幅134.53mm→136.82mm 2.29mm膨張 1.7%の膨張

膨張率で2.9倍の差

と言う結果が出ました。

全く動かないわけではございませんが伸び側も縮み側も約1/3に動きが抑えられております。

これで更に自信を持っておすすめすることができます。

未処理材に比べて少し割高ですが、やはり従来の無垢材の弱点がカバーされているこの炭化木材まだまだ使いみちたくさんあると思います。

ページトップへ